ここでは、CMや広告をはじめ、街頭・イベント会場やSNS上でも行われている「企業プロモーション」について、目的や実際の事例を紹介しています。プロモーションの3つの目的も含めて、動画制作の参考にしてください。
プロモーションとは、企業の名前・特徴・強み・製品・サービスなどを多くの人に知ってもらうために行う促進活動のことです。具体的な目的としては「販売の促進」「集客」「ブランディング」の3つに分けられます。
販売の促進とは、商品や製品、サービスといった売り物の存在を周知し、購買意欲を掻き立てて売り上げに繋げる目的があります。
新商品のCMや駅構内に掲示される広告、スーパーや商業施設に設置されたサイネージ看板のように「見せる」方法が代表的ですが、路上や店頭でのサンプリングや応募者に抽選で商品をプレゼントするといった、商品の実物を使ったプロモーションも広く行われています。
集客とは、ユーザーや消費者にその場所へ足を運んでもらうために行われるプロモーション活動です。
具体的には、イベントや新装開店の店舗・商業施設・駅などの公共施設・リゾート地など、事業や施設の規模に関わらず集客のためのプロモーションが行われています。
ブランディングは、企業や製品などについて他社や競合との差別化、認知度向上、イメージアップを狙うための施策です。
広告や動画配信以外ではプレスリリース、SNS上での生放送やオンラインイベントとさまざまな方法が行われており、近年ではSNSを使った広告宣伝も一般化しています。
プロモーションの中でもブランディングは一般の消費者・ユーザーが抱くイメージを向上させる目的があるため、特に力を入れて活動を行う必要があります。
日本のYouTuberが大手コンビニエンスストアとコラボレーションし、カップラーメンのプロデュースを行った事例です。
YouTuber自身の知名度の高さに加えて、YouTuber動画での広告活動と同事務所の所属YouTuberたちの動画がプロモーションを後押しし、日本全国の店舗で品切れが続出しました。
世界でも広く知られている日本のキャラクターブランドが、自社のキャラクターの人気を広く世の中に問いかける「キャラクター大賞」をSNS上で行っている事例です。
毎年欠かさず行われている人気投票イベントで、架空のキャラクターでありながらSNS上ではそれぞれのキャラクターがアカウントでPRや毎日の生活状況を画像や動画で発信。企業の「顔」として、投票イベントを周知しながら認知度やイメージアップも図っています。
企業プロモーションは、ブランディングや集客といったさまざまな目的で行われ、外部とのコラボレーションやキャラクターを駆使するといった個性豊かな施策が行われています。
企業として動画などの媒体を使ってブランディングを検討するときは、動画の制作に強みをもち実績のある会社へ相談しましょう。
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